添削のお仕事
添削のお仕事は、学習塾や予備校などで実施される模擬試験や答案の採点や、通信講座の課題などの添削、小論文の添削、解答に対してのアドバイスやコメント付けや、インターネットを通じたパソコン上での添削、エントリーシートの書き方などの添削指導、フランス語添削、英語で作った文や日記、エッセーなどの添削指導をする仕事もあり、いろんな分野の添削業務が存在します。有名な進研ゼミでは「赤ペン先生」、増進会(Z会)では「てんさく先生」などと呼ばれている人たちがそうです。通信教育の添削がほとんどで、通信添削ともいいます。また、添削する人のことを添削指導者といい、ほとんどが担任制で、1人の生徒を1年間担当する場合が多いようです。業務はマニュアル化されていることが多いようですが、指導する立場なので、ある程度の添削指導者自身の学識が求められます。基本的に大学を卒業しているか、大学在学中であることが条件ですが、小中学生の答案などは短大卒以上とするところもあります。いずれも会社が決めている適正試験や、採用試験に合格する必要があります。試験では志望動機や添削指導者としてのあり方などを作文にする課題が出題される傾向が強いようです。その際は、自分が生徒や保護者、会社の求めていることをどれだけ理解し受け止め、どう向き合っていくかなどを制限文字数内でしっかり伝えられることが求められます。合格すると、在宅でのお仕事が開始となります。仕事の難易度は会社や教科、仕事内容によって違いはありますが、一般的に小学校の低学年のレベルならマニュアルに沿って○×をつけていく添削や、学年に合わせた漢字を使い分け、子供の個性に合わせてヤル気やモチベーションを上げるコメントを付けたり、才能を引き出すお手伝いをしていきます。小学校高学年以上になってくると問題の難易度が上がり、記述式の問題などはさまざまなやり方で解答をしてきますので、いくつかの解答式なども理解する必要があります。重要です。添削指導者になるには特に免許や資格などは必要ありませんが、免許や資格を持っているかどうかも採用するときの基準に入れている会社もあります。また、中にはパソコン作業が行えるか、パソコンがWindows2000やWindowsXP、WindowsVistaなどであるかなど、常時スムーズにインターネット回線が利用できる環境でなければ採用しない会社もあるようです。基本的に手書き添削のため文字の美しさや丁寧さ、心のこもったやる気を引き出すコメントができるかどうかを重視しますが、中には出社や指定の場所での研修があり、参加が可能かどうかなども重要な採用基準にしている会社もあるようです。円滑に在宅で添削の仕事をこなしていくためには、FAXや電話、パソコンが必要となってきます。総合成績表の作成や、保護者の方へ電話をかけて学習の状況の報告をすることもあるようです。添削指導は手書きですが、業務の一部にパソコンへの簡単な入力や、会社からの連絡事項などをメールで確認する作業もあるためパソコンの基本的な知識も必要になってきます。また、添削物の受け渡しについては、会社へ出社し受け渡すケースや、地域担当のリーダーのもとへ出向いて行うケース、パソコンでデータを管理し出社は研修時のみのケース、宅配便で行うケースなど会社によってさまざまです。添削の仕事のメリットは、時間をコントロールして仕事を進めていくことができる点も魅力ですが、何より添削を待ってくれている「頑張るぞ!」と未来にヤル気や希望で満ち溢れた前向きな生徒との紙一枚のやり取りの深さや信頼関係などを築いていける喜び、一緒に頑張っていこうという共感など身をもって感じることができる点などが、添削指導者ならではの大きなメリットだと思います。添削の仕事を始めるには、進研ゼミやベネッセコーポレーション、増進会(Z会)、旺文社、ドラゼミ、公文式、大手学習塾、予備校などの各ホームページや、アルバイト情報誌・情報サイト、求人広告、新聞の折り込みチラシなどに求人募集要項などが掲載されています。だいたい欠員が出たときに募集をかけているみたいなので、日頃からチェックすることを心がけておくといいでしょう。添削の報酬は、答案用紙の枚数に応じた出来高制となっていて、多少、時期によって枚数の変動はあるものの、添削業務の相場は解答用紙1枚3円~80円程度で、小論文などの場合は300~500円が相場となっています。いずれも作業内容やレベルに応じて単価も変わってきます。お互い顔の見えない中で1年間関わっていくのですから、添削指導のやり取りを通して生徒のヤル気や可能性、伸びる部分をドンドン引き出し、弱い部分はしっかりサポートし、親身になって添削指導を重ねていけば信頼関係も築いていけますし、自分自身の自信にもつながり、添削指導力などが結果としてついてくるすばらしいお仕事です。
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